2012/03/23 (Fri) きゃー(≧∇≦)

出たよ！京極夏彦さんの新刊で『百鬼夜行 陽』


シリーズでいえばたぶん5・6年ぶり？長かったよー(ノ△Ｔ)
一瞬もってたっけ？って悩んじゃうくらい昔過ぎて(>_<)新装版で新刊になってるんじゃ？って思っちゃった

即買いでしょ楽しみ～

2012/03/20 (Tue) ストロベリーナイト最終回

ストロベリーナイト映画化！！！！！ 楽しみ～。 しかしドラマ最終回か(>_<) 菊姫の様子がきになる(^O^) 映画は原作からになるのかなぁ。原作インビジブルレインからだとちょっと嫌だなぁ

2012/03/12 (Mon) 2月の読書

2月の読書メーター
読んだ本の数：11冊
読んだページ数：973ページ
ナイス数：8ナイス

Ａｎｏｔｈｅｒ（上） (角川文庫)
読了日：02月26日 著者：綾辻 行人
真夜中のおやつ (ニチブンコミックス)
大良の健気さが可愛い。口説きをバッサリとスルーされて落ち込んだりしてる様子が微笑ましいね(笑) 吾妻の想像上の大良バージョンも見てみたいなぁと思ったり(*^o^*)
読了日：02月18日 著者：神田 猫
君の声が恋の罠 (アクアコミックス)
心の声が聞こえる二葉の照れぶりがかわいい！！心の声のダダ漏れ具合に、顔がにやけてきちゃった。
読了日：02月14日 著者：河村 なつ
そして、アンジュは眠りにつく (新潮文庫)
「茶の間を旅して」が一番面白かった。どの作品も独特の言葉がとても面白い。茶の間を旅してでは、「神は不合理だから、祈るしかないのよ」が印象的だった。
読了日：02月10日 著者：島田 雅彦
東雲荘物語 (ディアプラスコミックス)
再読。大家さんの煮え切らなさにヤキモキしちゃう。
読了日：02月05日 著者：橋本 あおい
さいしょがさいご (ドラコミックス)
再読。相変わらず攻がかっこいい。あの色気のある顔にヤられてしまう(^w^)
読了日：02月04日 著者：隆巳ジロ
恋愛年齢 (ドラコミックス)
再読。 ﾋﾞﾊﾞｵﾔｼﾞ受(^O^)部長のピンク加減がいいです。部長の開き直りや、ツンデレ具合がちょうどよい。短編「乞い願わくは」も面白かった。
読了日：02月04日 著者：直野儚羅
僕は模造人間 (新潮文庫)
第一楽章では主人公に引き込まれたものの、以降はやや失速。開き直った亜久間はこの先、面白く生きるのだろうなぁ。
読了日：02月04日 著者：島田 雅彦
カフェラテ・ラプソディ (ビーボーイコミックス)
乙女なケイトくんがすっごいかわいい！！ 一生懸命でまっすぐで乙女で、でもちゃんとかっこよくてメロメロになっちゃう(⌒〜⌒)
読了日：02月03日 著者：川唯 東子
なんとなく大丈夫 (ディアプラス・コミックス)
夜のコンビニに買い物に行った話がお気に入り(o^∀^o) ヨシ子さんの散歩に同行したい。
読了日：02月03日 著者：南野 ましろ
さいはての二人 (角川文庫)
失ってしまった家族への憧れ、それを求める登場人物たちの切ない想いが印象的。
読了日：02月01日 著者：鷺沢 萠

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012/02/19 (Sun) にゃんこ先生

2月のUFOキャッチャー GETです

2012/02/07 (Tue) 僕は模造人間

『僕は模造人間』　島田雅彦


出版社　新潮社　新潮文庫
定価（税込）　280円

出版日　平成元年10月25日
ISBN4-10-118701-0

読了　2012/02/04


あらすじ

人間ってのは、みんな未完成な模造品だね、誰もが誰かを演じてる―。
出来合いの「青春」を舞台にのせてドラマチックに演じきることを夢み、ついには、演技する自分を茶化すことにすら情熱を傾けてしまう永遠の青二才・亜久間一人。捉えどころのない「現代」をたくましく生き抜く自意識過剰な夢想的偽悪少年の、明るくねじれた自我の目覚めと初々しい愛と性の大冒険。新時代の青春文学。（裏表紙より）

＊＊＊＊＊

あらすじの初めにあるように、人間はみんな模造品だ、誰もが誰かを演じている。というところが主軸になっているのだけれど、正直ちょっとイマイチな作品でした。

物語は、自分が生まれ落ちるその瞬間からはじまっていて、すでに自分の姿を茶化している。
それでも第一楽章はなぜこんな自分ができたのか・・・的な話で結構おもしろかったのだけど、第2楽章あたりから微妙な感じになっていって、中学生の男の子だからまぁそんなもんなのかもしれないけど、ほぼ8割が性の話で、つまらなかった。

それでも成長していき最終楽章ではこの先どうやって生きていくのか的な感じになるとまたちょっと面白くなってきたので、まあ良しとしようかな。

最後では生涯模造人間で生きていくことへの決意を固め、誰かのまねをして、誰かのかわりになり、誰かの振りをして、自分を演じながら生きていく主人公。
きっとこういう人は強いようなきがする。この先何があっても、その役を演じることができるんだもん。

★★☆☆☆

　P22より
（前略）レースが終わると勝ち組と負け組に分かれ、前者は小料理屋で景気よく飲み、後者は百円の焼け酒を飲む。僕は断然、負け組の方が好きだった。陽気な連中の単純さより、彼らを横目に何事か呟く陰気な連中の胡散臭さに魅力を覚えたのだ。陽気に酒を飲むことができず、かといって憂さを晴らすにはお金が足りず、中途半端に飲んで、一層むかむかしてしまう連中にある種の崇高さを感じたのだ。僕は些細な幸福より、どん底の不幸の方が贅沢であるという信念を持っていた。

　P36～37より
（前略）「耐えられなくなっても生きていなければいけないんだ。死ぬことを考える自分を恥ずかしいと思いなさい」
「でも人間はいつかは死ぬんだよ。あした死ぬために必死できょうを生きてるんでしょ」
（中略）
「でも、死ぬことができなければ人生の楽しみはないも同然だね」

　P188より
（前略）僕は、人間の心が石になってしまう病気があると信じてるんです。（中略）
　石の心の持ち主は何を見ても、何をされても感じないんです。自分が死ぬことだって、あっ何か動いたなというくらいにしか感じないんです。