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日々徒然でもない日常

最近TSUTAYAの旧作が100円になったから、毎週数本ずつ借りて充実。

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象と耳鳴り』  恩田 陸 ¥590
     
ec990f64jpeg  祥伝社 祥伝社文庫
  2003/2/20 初版発行
  ISBN4-396-33090-1
  
  ミステリ短編集
  ・曜変天目の夜
  ・新・D坂の殺人事件
  ・給水塔
                ・象と耳鳴り
                ・海にゐるのは人魚ではない
                ・ニューメキシコの月
                ・誰かに聞いた話
                ・廃園
                ・待合室の冒険
                ・机上の論理
                ・往復書簡
                ・魔術師

 《あらすじ》
「あたくし、象を見ると耳鳴りがするんです」
裁判官の職を定年した関根多佳雄が立ち寄った喫茶店で、見知らぬ老婦人が語る少女時代に英国で遭遇した、象による奇怪な殺人事件。全十二作の連作推理短編集。

******

ミステリって、基本的に長編のほうが面白い作品多いんだけど、唯一恩田陸さんの本って、どの本読んでも面白いから、安心して読める^^
私が気に入ったのは「廃園」「机上の論理」「給水塔」かな。もちろんみんなおもしろかったんだけどね^^
一話一話がみんな短いのに、構成もしっかりしてて読んでてわくわくしてくる。
そういう意味では「給水塔」が一番面白かったな。給水塔にまつわるいろいろな噂。その噂話のどれが本物なのかを推理してくんだけど、解決したかと思いきや、最後の最後でもう一山きて、読み応えがあった^^
「机上の論理」は、主人公の息子と娘が部屋を写した一枚の写真から、その部屋の主を推理するっていう話。これもよくぞここまで考えられるなぁと、関心しちゃった^^; 自分の想像力ならどこまで推理できるんだろう・・・・?って反対に考えちゃう^^;

後から、知ったんだけど、主人公の関根多佳雄って『六番目の小夜子』に出てくる関根秋(←は、机上の論理にも出てくる)のお父さんだったんだねぇ^^; 
この本読んだのが、2月のはじめだったんだけど、『六番目の小夜子』ってえらい昔に読んだやつだし、ぜんぜん忘れてたよ^^; また、読みたくなっちゃったなぁ^^

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