日々徒然でもない日常
最近TSUTAYAの旧作が100円になったから、毎週数本ずつ借りて充実。
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『ブラジル蝶の謎』 有栖川有栖
発行 講談社文庫
定価(税込) 580円
ISBN13:978-4-06-264571-3
初版 1995/05/15
読了 2009/01 (?回目)
あらすじ
美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。鮮烈なイメージの表題作ほか、全6篇。国名シリーズ第3弾
*****
●「ブラジル蝶の謎」
金田一少年の事件簿に出てくるような話だなぁ・・・と思っちゃうのは叶だけかな^^;
この手の、外に意識をそらすために現場を偽装するっていうのは、よく使われるしね^^;
●「妄想日記」
事故で妻子を失い、精神に障害を負った男性が焼死体で発見される。
題が微妙。話の内容では(病名は忘れたけど)精神障害の症状で、字を創作するって事があるって言ってたんだから、それは妄想ではないんじゃないかなぁ? どうなんだろう・・・。どういう意味でつけたのか分からないけど、読んだ感じではあてはまらないんだよなぁ・・・。
内容は満足だった^^ ミステリとか謎だけっていう小説よりも、背景とかもしっかりあったほうが面白いよね^^
●「彼女か彼か」
女装趣味の男性が殺された。しかし容疑者にはアリバイが・・・。
なんというか微妙な話だなぁ・・・・。
トリックや、見破った決め手とかはすごくよく出来てると思うし、分かった瞬間に「あぁ、なるほど~」って納得なんだけど、そんなんで殺さなくても・・・^^;って感じでした。 殺されちゃった彼が可哀相><
●「鍵」
庭で男性が殺されていた。彼の側には小さな鍵が落ちていたが・・・
・・・・特になし。┐(´~`;)┌
●「人喰いの滝」
映画を撮りに来た一団の女優が墜死。その一年後には男性が墜死。。。真相は?
ちょっと可哀相というか、不幸な事件かは発展した犯罪で、最初からしっかり対応していたら・・・って思いがする。そういう話は多いけどね・・・。
トリックはすごかった! なにがすごいって、こんなのアリ?って感じだよ^^; 不思議なんだけど、長靴をあれだけもって移動したら、雪についた足跡のへこみ具合だって変わりそうなもんだけどなぁ? でも、やり遂げるの大変そう^^;
●「蝶々がはばたく」
35年前、民宿から姿を消した男女。周囲に足跡はなく・・・。
アリスが電車で隣(?)座った男性から聞いた話を火村先生にして、それを謎解くっていう今までのパターンにはなかったつくりだね。
密室状態にしようと思ったわけじゃないけれど、結果的にそうなってしまったっていう話。「へぇ」の一言です。
話中に出てきた「風が吹けば桶屋が儲かる」の二人の意見に大賛成でした☆
★★★☆☆
「風が吹けば桶屋が儲かる」
=風が吹くと砂埃が舞って、目を悪くする人が出てくる。
目が悪くなると三味線を生業にする人が増えるので、ネコが減る(三味線の皮はネコの皮なので)。
ネコが減ると、ネズミが増える。
ネズミが増えると、桶が齧られる。
桶が齧られると、桶が良く売れるようになる。
ので、最終的に桶屋が儲かるという何かが起こったことに対して第3者が得をするっていう意味のことわざなんだけど、現代では考えられないこじつけだよね^^;
結果、現代では当てはまらず、ネコが一番可哀相な話。。。^^;
発行 講談社文庫
定価(税込) 580円
ISBN13:978-4-06-264571-3
初版 1995/05/15
読了 2009/01 (?回目)
あらすじ
美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。鮮烈なイメージの表題作ほか、全6篇。国名シリーズ第3弾
*****
●「ブラジル蝶の謎」
金田一少年の事件簿に出てくるような話だなぁ・・・と思っちゃうのは叶だけかな^^;
この手の、外に意識をそらすために現場を偽装するっていうのは、よく使われるしね^^;
●「妄想日記」
事故で妻子を失い、精神に障害を負った男性が焼死体で発見される。
題が微妙。話の内容では(病名は忘れたけど)精神障害の症状で、字を創作するって事があるって言ってたんだから、それは妄想ではないんじゃないかなぁ? どうなんだろう・・・。どういう意味でつけたのか分からないけど、読んだ感じではあてはまらないんだよなぁ・・・。
内容は満足だった^^ ミステリとか謎だけっていう小説よりも、背景とかもしっかりあったほうが面白いよね^^
●「彼女か彼か」
女装趣味の男性が殺された。しかし容疑者にはアリバイが・・・。
なんというか微妙な話だなぁ・・・・。
トリックや、見破った決め手とかはすごくよく出来てると思うし、分かった瞬間に「あぁ、なるほど~」って納得なんだけど、そんなんで殺さなくても・・・^^;って感じでした。 殺されちゃった彼が可哀相><
●「鍵」
庭で男性が殺されていた。彼の側には小さな鍵が落ちていたが・・・
・・・・特になし。┐(´~`;)┌
●「人喰いの滝」
映画を撮りに来た一団の女優が墜死。その一年後には男性が墜死。。。真相は?
ちょっと可哀相というか、不幸な事件かは発展した犯罪で、最初からしっかり対応していたら・・・って思いがする。そういう話は多いけどね・・・。
トリックはすごかった! なにがすごいって、こんなのアリ?って感じだよ^^; 不思議なんだけど、長靴をあれだけもって移動したら、雪についた足跡のへこみ具合だって変わりそうなもんだけどなぁ? でも、やり遂げるの大変そう^^;
●「蝶々がはばたく」
35年前、民宿から姿を消した男女。周囲に足跡はなく・・・。
アリスが電車で隣(?)座った男性から聞いた話を火村先生にして、それを謎解くっていう今までのパターンにはなかったつくりだね。
密室状態にしようと思ったわけじゃないけれど、結果的にそうなってしまったっていう話。「へぇ」の一言です。
話中に出てきた「風が吹けば桶屋が儲かる」の二人の意見に大賛成でした☆
★★★☆☆
「風が吹けば桶屋が儲かる」
=風が吹くと砂埃が舞って、目を悪くする人が出てくる。
目が悪くなると三味線を生業にする人が増えるので、ネコが減る(三味線の皮はネコの皮なので)。
ネコが減ると、ネズミが増える。
ネズミが増えると、桶が齧られる。
桶が齧られると、桶が良く売れるようになる。
ので、最終的に桶屋が儲かるという何かが起こったことに対して第3者が得をするっていう意味のことわざなんだけど、現代では考えられないこじつけだよね^^;
結果、現代では当てはまらず、ネコが一番可哀相な話。。。^^;
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