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日々徒然でもない日常

最近TSUTAYAの旧作が100円になったから、毎週数本ずつ借りて充実。

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殉教カテリナ車輪』 飛鳥部勝則

5a552969.jpeg東京創元社(創元推理文庫)

ISBN978-4-488-43501-1

価格(税込) 777円

初版 2001年7月27日
読了 2009年5月12日~5月13日

あらすじ
 【第9回鮎川哲也賞受賞作】
憑かれた様に描き続け、やがて自殺を遂げた東条寺桂。彼が残した2枚の絵〈殉教〉〈車輪〉に込められた主題とは何だったのか。
彼に興味を持って調べ始めた学芸員の前に現れたのは、20年前の聖夜に起きた二重密室殺人の謎だった・・・。
緻密な構成に加え、図像学の導入という新鮮な着想が話題を呼んだ、鮎川哲也賞受賞作品。
 http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488435011

*****

この前に読んだ「7週間の闇」がちょっと宗教じみてたもんだから、題からしてなんとも似た系統の話なのかと思いつつ読み始めたんだけど、そんなこともなく面白く読めた。

出だしから本題に入るまでが短くて(まぁ、推理小説云々の部分は知らないものばかりでちょっと・・・ってかんじだったんだけど)、最初か引き込めれるように読めたし、図像学(イコノグラフィー)っていう方法で読み解く絵画に隠された推理も面白かった。
知識があって、ああいう見方で絵を見れると楽しいんだろうなぁって思うね^^

構成も良くて、飽きさせなかった。
まぁ、ちょっと軸となる人物像に癖がありすぎて理解仕切れなかったっていうか、でも、そういう人物だったからこそこういう展開の話になったんだろうけどね。
絵画に関しての謎解きは面白かったけれど、実際の密室殺人の推理についてはいまいちだった。折角の推理なのだし、あれだけ絵画で煽ったんだから、もう一工夫ほしかったかなぁって気が・・・。

★★★★☆





 

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