忍者ブログ

日々徒然でもない日常

最近TSUTAYAの旧作が100円になったから、毎週数本ずつ借りて充実。

2024/11    10« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »12
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

プリズンホテル』シリーズ  浅田 次郎  


purizunhoeru.jpg
徳間書店

1993/02 初版発行 他

ISBN4-1912-5083-3 他

2008/8/7  読了(数回目)





あらすじ

任侠団体専用(?)の不思議なホテルに集まる人々の笑いと涙の傑作コメディ。泣けます。笑えます。癒されます。浅田次郎の初期を代表する大傑作シリーズ。

極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は、たったひとりの身内、ヤクザの大親分である叔父の仲蔵がオーナーをしている温泉リゾートホテルに招待されやってくるが、そのホテルはなんと任侠団体専用のホテル。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ。熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家・・・そして、幼い頃に母親に捨てられた作家・孝之介。笑いと涙のプリズンホテルで何が起こるのか・・・。

*****

数年ぶりに読み返してみたけど、やっぱり面白い。そして、泣ける・・・。ハードカバー版には1巻に何も書いてないけど、シリーズ4作が夏・秋・冬・春となっていて、主人公は作家の孝之介。幼い頃に母親に捨てられてから、精神的に大人になりきれず、父の後妻の富江にあたり、奴隷として飼っている清子にあたり・・・全4巻をとおして、孝之介が再生していく様子が描かれている。理不尽な暴力をふるう孝之介に最初は抵抗あるものの、次第に同情というかかわいそうになっていってしまうから、不思議だとおもう。
そして、舞台であるプリズンホテル。これまた中で働く人も、やってくる客も、ドタバタなホテルで癒されて帰っていく。それぞれの想いに、自分が深く入り込んでしまって、3日で4冊読み終えてしまった。

浅田次郎作品は殆どが面白いけど、この本はベスト5に入るくらい面白い。

★★★★★

拍手[0回]

PR
お名前
タイトル
メール(非公開)
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集に必要です
管理人のみ閲覧

この記事へのトラックバック

トラックバックURL:

Run&Walk

頑張る!!

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

HN:
性別:
女性
趣味:
読書のはずが・・・

GACKT × 眠狂四郎

読書メーター

叶の最近読んだ本

最新コメント

[07/01 ゆう]
[06/02 母]
[10/19 なな]
[09/28 なな]
[08/10 ナナ]

最新記事

最新トラックバック

バーコード

ブログ内検索

カウンター

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- 日々徒然でもない日常 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]