日々徒然でもない日常
最近TSUTAYAの旧作が100円になったから、毎週数本ずつ借りて充実。
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『英国庭園の謎』 有栖川有栖
発行 講談社 講談社文庫
ISBN13:978-4-06-264891-2
定価(税込) 600円
初版 2000/06/15
読了 2009/02
あらすじ
資産家の人知れぬ楽しみが、取り返しのつかない悲劇を招く表題作。日本中に大パニックを起こそうとする“怪物”「ジャバウォッキー」。巧妙に偽装された遺書のアッと驚く唯一の瑕疵(かし)を描いた「完璧な遺書」。
おなじみの有栖川・火村のコンビが活躍する傑作ミステリ全6篇。国名シリーズ第4弾。
*****
●「雨天決行」
雨上がりの公園で人気のエッセイスト・白石七恵が殺害された。彼女はその前日何者かに「雨天決行よ」と電話で告げていた・・・。
ありえるっていえばありえそうな話。でも、ちょっと無理があるんじゃないかなぁ。。。っていう感じはするなぁ^^;題材はまぁ面白いし、流れ的にもいいと思うんだけど、何か足りない感じがする。
●「竜胆紅一の疑惑」
「家族が自分の命を狙っている」という疑惑に取り付かれたスランプ状態の大物作家は、真相の究明を火村に依頼するが・・・
これはちょっとなぁ・・・・^^; いくらなんでもこの展開はおかしいでしょう^^;そんな理由で殺そうとまでするとは>< そこそこ話したりしてるんだから、頼んでみようよ・・・・。事情が分かれば理解してくれるかもしれないのに、殺してしまおうって考える人いるかなぁ?
●「三つの日付」
3年前に起こった殺人事件の容疑者は、その日喫茶店で有栖川と一緒にいたとアリバイを主張するが・・・。
偶然が偶然を呼んだ展開で、この手の推理小説ならどんなものでもカバーできそう。。。ある意味稚拙。そんなにうまくいくものかねぇ…
●「完璧な遺書」
横恋慕していた女性を殺してしまった「俺」は、自殺に偽装するため、彼女の残した手紙を元に「完璧な遺書」を作成するが・・・
出来栄えとしてはすばらしいと思う。トリックっていうか、展開もテンポよく進んでいくし犯人が四苦八苦して遺書を作るところとかは、がんばってるなぁ~って思わせる。そして、いろいろと試行錯誤して作り上げた遺書を、簡単に火村に暴かれてしまって、ちょっとかわいそうに^^;って同情してしまう感じでした。
この短編集の中では一番面白かった。
●「ジャバウォッキー」
アリスと火村の元にかかってきた一本の電話。それは、大きな犯罪を予告する内容だった。
何がしたかったのか分からない話。トリック(シチュエーション)を使いたいがためにそれにあわせて物語りを肉付けしていったように見える。そこがなんとなく違和感があってなじめなかった。 でも、なぞなぞみたいに出されるジャバウォッキーの言葉は面白かった^^
●「英国庭園の謎」
英国かぶれの富豪が催した風変わりな宝探しゲーム。その最中に富豪が殺され・・・
いまいち。 叶のなかでは、殺人をするならもう少しマシな動機にしようよ・・・って思っちゃう^^; まぁ、富豪の男は確かにひどいっていうか、警察に突き出されてもおかしくないけど、だからってそんなことぐらいで。。。って思っちゃうなぁ^^; 暗号は、さっぱり分からなかった。
★★☆☆☆
推理小説やミステリ小説は、短編だと面白さが半減しちゃうような気がするんだよね。
中には短編でもすごく良くかけてるのとかあるけど、ほとんどが解決に急ぎすぎてつまらなく感じる。。。
たまに、長編で意味ない描写をダラダラと書いてあるのもあるけどね^^;
発行 講談社 講談社文庫
ISBN13:978-4-06-264891-2
定価(税込) 600円
初版 2000/06/15
読了 2009/02
あらすじ
資産家の人知れぬ楽しみが、取り返しのつかない悲劇を招く表題作。日本中に大パニックを起こそうとする“怪物”「ジャバウォッキー」。巧妙に偽装された遺書のアッと驚く唯一の瑕疵(かし)を描いた「完璧な遺書」。
おなじみの有栖川・火村のコンビが活躍する傑作ミステリ全6篇。国名シリーズ第4弾。
*****
●「雨天決行」
雨上がりの公園で人気のエッセイスト・白石七恵が殺害された。彼女はその前日何者かに「雨天決行よ」と電話で告げていた・・・。
ありえるっていえばありえそうな話。でも、ちょっと無理があるんじゃないかなぁ。。。っていう感じはするなぁ^^;題材はまぁ面白いし、流れ的にもいいと思うんだけど、何か足りない感じがする。
●「竜胆紅一の疑惑」
「家族が自分の命を狙っている」という疑惑に取り付かれたスランプ状態の大物作家は、真相の究明を火村に依頼するが・・・
これはちょっとなぁ・・・・^^; いくらなんでもこの展開はおかしいでしょう^^;そんな理由で殺そうとまでするとは>< そこそこ話したりしてるんだから、頼んでみようよ・・・・。事情が分かれば理解してくれるかもしれないのに、殺してしまおうって考える人いるかなぁ?
●「三つの日付」
3年前に起こった殺人事件の容疑者は、その日喫茶店で有栖川と一緒にいたとアリバイを主張するが・・・。
偶然が偶然を呼んだ展開で、この手の推理小説ならどんなものでもカバーできそう。。。ある意味稚拙。そんなにうまくいくものかねぇ…
●「完璧な遺書」
横恋慕していた女性を殺してしまった「俺」は、自殺に偽装するため、彼女の残した手紙を元に「完璧な遺書」を作成するが・・・
出来栄えとしてはすばらしいと思う。トリックっていうか、展開もテンポよく進んでいくし犯人が四苦八苦して遺書を作るところとかは、がんばってるなぁ~って思わせる。そして、いろいろと試行錯誤して作り上げた遺書を、簡単に火村に暴かれてしまって、ちょっとかわいそうに^^;って同情してしまう感じでした。
この短編集の中では一番面白かった。
●「ジャバウォッキー」
アリスと火村の元にかかってきた一本の電話。それは、大きな犯罪を予告する内容だった。
何がしたかったのか分からない話。トリック(シチュエーション)を使いたいがためにそれにあわせて物語りを肉付けしていったように見える。そこがなんとなく違和感があってなじめなかった。 でも、なぞなぞみたいに出されるジャバウォッキーの言葉は面白かった^^
●「英国庭園の謎」
英国かぶれの富豪が催した風変わりな宝探しゲーム。その最中に富豪が殺され・・・
いまいち。 叶のなかでは、殺人をするならもう少しマシな動機にしようよ・・・って思っちゃう^^; まぁ、富豪の男は確かにひどいっていうか、警察に突き出されてもおかしくないけど、だからってそんなことぐらいで。。。って思っちゃうなぁ^^; 暗号は、さっぱり分からなかった。
★★☆☆☆
推理小説やミステリ小説は、短編だと面白さが半減しちゃうような気がするんだよね。
中には短編でもすごく良くかけてるのとかあるけど、ほとんどが解決に急ぎすぎてつまらなく感じる。。。
たまに、長編で意味ない描写をダラダラと書いてあるのもあるけどね^^;
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