日々徒然でもない日常
最近TSUTAYAの旧作が100円になったから、毎週数本ずつ借りて充実。
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『木曜組曲』 2010/9/27
監督 篠原哲雄
出演 鈴木京香・原田美枝子・富田靖子・西原尚美・加藤登紀子・浅丘ルリ子・竹中直人
製作 2002年 日本
時間 113分
ジャンル ミステリー
あらすじ
みんなで、 殺した?
耽美派大女流作家・重松時子は4年前、謎の薬物死を遂げた。それから毎年、時子を偲び、時子の館に集う5人の女たちがいた。今年も例年にならい、木曜日を挟んで3日間集まることとなった。5人はそれぞれ、まだ時子の死に割り切れないでいた。その日、彼女たちのもとに花束が届いた。花束に添えられていたカードには、“皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます”というメッセージが。時子の死を他殺と受け取らせるような内容に、各自が4年前に立ち返って推理し始める…。
*****
原作、恩田陸。
タイトルを見て、もしや!と手にとって見たらやっぱり恩田陸さんが原作だった。
この小説自体も凄く好きで、珍しいことにたぶん2回は読んでると思うんだ。(基本的に1回読んだら次はない^^;)
映画の出だしは、重松時子が死んだ所から始まり直ぐに4年後へ。
不審な花束が届いたことから、静子が「私が殺した」といい始める。
こうして、自殺だと思われていた時子の”死”について、それぞれ推理をはじめていく。
映画の殆どの場面が時子の家のなかで行われるんだけど、さいごまで全然飽きない。
あまり場面転換のない映画だと、なんだか飽きてきちゃう時があるんだけど、この作品はそんなことなくて、山場・山場ごとに「!」ってハラハラしたり、ドキドキしたして面白かった。
勿論台本がよいっていうのもあるんだろうけど、それぞれの役者さんの演技が上手なんだよね。
あそこまで役が違和感なくはまるっていうのは凄いと思う。
唯一、尚美の推理がなかったんだけど、あれは原作でもそうだったかなぁ?
浅丘ルリ子(時子)は迫真の演技ってかんじだったね。
精神をわずらって、普通に見えるのにどこかいっちゃってるっていう雰囲気をよく出してたと思う。
この映画は恩田陸さんの作品を見事に再現している!と叶は思うな^^
★★★★★
そうそう、作品の中に出てくる料理の数々。めちゃめちゃうまそうだった!
特典にレシピも付いてたんだけど、時間がなかったから見れなかったんだよね~><
まぁ、見たとしても作れないんだろうけど^^;
ジブリ作品はあまりはずれがないのがいいよね。
今回も楽しみにして行ってきたの^^
期待通りの作品で最後まで楽しかった^^
洗濯バサミ(小)で髪をとめるシーンがお気に入り☆
まだ上映中の映画だから詳しくは書かないけど、最近の宮崎映画って前面にメッセージ性が押し出ててちょっと・・・って思わなくもなかったんだけど、このアリエッティはさりげなく入っているっていう感じはいいなって思う。
DVDになったらもう一度みたいなぁ^^
帰りに映画館のガチャでとっちゃった☆
かわいくない^^?
基本的にガチャは車のエアコンのつまみのところに付ける人なんだけど、今回のこのパン(リラックマ)はちょい邪魔かもね~^^;
上のニャンコ先生(夏目友人帳)はアニメも漫画も大好きで(でも、漫画は持ってないのです^^;友達に借りる人で・・・)、実は密かにガチャ商品を探してたんだよね~^^
『パーフェクト・ストレンジャー』 2010/07/02
監督 ジェームズ・フォーリー
出演 ハル・ベリー/ブルース・ウィリス/ジョヴァンニ・リビシ ほか
製作 2007年 アメリカ
時間 110分
ジャンル サスペンス/ミステリー
あらすじ
政財界の大物のスキャンダルを果敢に狙う女性記者のロウィーナは、ある時、幼なじみのグレースが殺された事件の調査に乗り出す。
グレースが、出会い系サイトで知り合った大物経済人のハリソン・ヒルと不倫関係にあったことから、ヒルに疑いの目を向けるロウィーナ。
知り合いのハッカー、マイルズの協力でヒルに近づき、やがて身分を隠して彼の会社に派遣として潜り込むことに成功する。
ところが調べが進むうち、ヒルばかりか、彼女の周囲の人物に次々と秘密や疑惑が浮上、混乱は深まるばかりとなってしまい…。
*****
結構好きな作品だったね。
でも、ネットとかで見る限りイマイチ。。。な評判^^;
確かに『ラスト7分11秒 あなたは絶対騙される』っていうキャッチコピーで、借りよう!って思ったし、そのおかげで、ラストの犯人も何となく分かったりしたんだけど、それを抜きにしても結構面白く見れたと思う。
キャッチコピーがなかったら犯人は分からなかったかも^^;
レンタルでは、この後に『キッドナップ』っていう海外ドラマの第1話がはいってるんだけど、これが面白い!
だから、一昨日全巻借りてきちゃった^^
BONESみたいにシリーズじゃないから、全6巻しかなくて見やすいし続編も出ないないようだから借りやすいよ^^
★★★★☆
監督 安達正軌
出演 須賀健太/谷村美月/城田優 ほか
製作 2007年 日本
時間 95分
ジャンル ホラー
あらすじ
のどかな田舎町に暮らす小学6年生のマサオ。
彼はささいなことから新任教師の羽田から目を付けられる存在になってしまう。
以来、羽田から理不尽に攻撃され続け、それに乗じてクラス全員もマサオをイジメの対象とみなし始める。
それは、新任の羽田が学級を掌握するための方便だった。
マサオはたまたまそのいけにえに選ばれてしまっただけだったが、羽田とクラスメイトのイジメはますますエスカレートしていく。
気の弱いマサオはひたすら耐え続けるが、そんな時、全身真っ青で傷だらけの不気味な少女がマサオの前に姿を現わす。残虐な反撃をそそのかす少女に抵抗するマサオだったが…。
*****
原作が乙一。
これで乙一原作の映画は全部見たことになるのかな。
でも、原作をまったく覚えてない叶には比較することもできないんだけど^^;
まぁ、所々乙一らしさっていうかそんな空気があったように思う。
個人的にはラストの先生の終わりには納得いかないけどね。いい大人が子どもイジメてんなよ!って思うし。
反対にマサオはかなり大人。
精神的に大人なんだろうなぁ。
小学生ってあそこまで周り見て現状を考えたりするかね^^;って思ってしまう。
理不尽すぎるイジメに反抗してもいいのに。って切なくなった。
子供同士のイジメも酷いけど、大人のイジメはえげつない。
あんな大人こそ“生きてる価値ない”し!!
って興奮しちゃうよ^^;
★★★☆☆
監督 エディ・バルビーニ
出演 チャド・コリンズ/ディー・ケヴィン・ギブソン/ニコール・ディオンヌ ほか
製作 2008年 アメリカ
時間 92分
ジャンル サイコ・ホラー
原題 ROOM33 FEAR ASYLUM
あらすじ
衝撃のスピリチュアル・スリラー
施設に閉じ込められたまま大人になった少女が超常現象や殺人事件を巻き起こすホラー。
ローラーゲームの競技会に出場するため、会場に向かう女子選手たち。道中足止めを食らい、廃墟で一夜を過ごすことになるが・・・。
*****
意味不明作品。
なんでそういう展開になったのか、とか少女のこととかなんで超常現象が起こって、殺人事件が起こらなくちゃいけなかったのか。。。。まったく分からない。
後半部分に断片的な映像で少女の父親の映像とかが出てくるんだけど、だからそれがどうした・・・ってかんじだし。
ホラーというホラーでもなく、サスペンスっていうわけでもなく、結局何がしたかったんだ!って感じ^^;
もっと過去にドロドロしたことでもあったっていう展開を出してきてくれたら、面白かったのかもしれないんだけど。。。
映画を観てて分かったことっていえば、
・精神病院として機能してたその病院では、重症患者に33号室で薬物(LSDだったかな)を投与していた(カルテに記載)。
・少女の父親は病院の院長で、既に他界。(映像ではなんだか拘束されて殺されてるっぽかったけど・・・実際は不明)
・少女は多重人格者で、5年前に叔父の病院を抜け出して廃病院になっていた父親の病院内で生活していた。
・黒い男(ラストで少女の父親だと判明)はなぜか目玉をくりぬく。(エクソシストみたいに男の目が真っ黒になって奇声を発すると、襲い掛かって指で目玉を抉るんだけど、霊ならもっとなんかあるだろうに。。。。と言いたい^^;)
それくらいしかなくて、なんで少女が多重人格になってしまったのかとか、過去の映像の意味とか全然分からなかった。
唯一なんとなくよかったなって思うのは、友達を誤って殴り倒してしまった時の反応かなぁ。(まだ息があるのに、助けずに放置。たぶん殺人鬼がやったことにしたかったんだと思う)
人間ってそういうところあるよね・・・・って思ったね^^;
とにかく、意味不明な映画だった。。。。
★☆☆☆☆