日々徒然でもない日常
最近TSUTAYAの旧作が100円になったから、毎週数本ずつ借りて充実。
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読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1099ページ
ナイス数:1ナイス
東雲ノ空-居眠り磐音江戸双紙(38) (双葉文庫)
読了日:01月31日 著者:佐伯 泰英
黒後家蜘蛛の会 3 (創元推理文庫 167-3)
読了日:01月30日 著者:アイザック・アシモフ
ネクスト・ドア・ハニィ (Dariaコミックス)
読了日:01月22日 著者:今本 次音
22時のルール (ニチブンコミックス KAREN COMICS)
知念先生もいよいよかぁ(^O^) 理央たちの話もあって、楽しかった。
読了日:01月22日 著者:村上 左知
夏目友人帳 13 (花とゆめCOMICS)
読了日:01月22日 著者:緑川ゆき
キミに玉砕。 (あすかコミックスCL-DX)
電子書籍で西原ケイタさんの漫画を読んでて、いいなぁって思ってたので、書店で見つけで即買い。期待通り!!の内容でした。
読了日:01月15日 著者:西原 ケイタ
オトコ心 (ドラコミックス)
先にコイビト心を読んでしまったのだけど、思ってたよりも崎の行動が強引で展開が早くてビックリ。 しかし、準のかわいさの前ではありえるか。と納得(笑)
読了日:01月03日 著者:神田猫
コイビト心 (ドラコミックス)
準のオトメな感じがたまらない! 読み終わって気づいて、慌てて前作を購入。(電子書籍でだけど) こういう話は大好きです。何度も何度も読み返しちゃう。
読了日:01月03日 著者:神田 猫
2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
『あやし うらめし あなかなし』 浅田次郎
DETA
双葉社
ISBN4-575-23553-9
定価(税別) 1,500円
初版 2006年07月05日
読了 2009年06月06日~06月09日
*****
○「赤い絆」
学校が長い休みに入ると必ず母の実家に行く。沢山のいとこ・はとこが集まり、毎回叔母の話を聞く。その晩、私たちは叔母に「怖い話」をせがみ・・・。
怖いねぇ。。。人間の怖さっていうか、そういうことが出来てしまう人間って残酷><
○「虫篝(むしかがり)」
不渡りを出し、関西から逃げてきた津山一家は、静かな村に越してきた。虫篝の晩大家の老人と話をしていた津山は、最近自分の周りに出没する津山にそっくりな人物の話をするが・・・。
ネタバレになっちゃうけど、現れたのは自分なわけでしょ?老人の戦時中の話にしてもそうだけど、不幸な自分と変わってくれたその分身はこの先どうするんだろう。。。老人の場合はたぶん死んじゃったんだろうなぁって思うんだけど、なんか、自分自身が死んでいくってどうなんだろ^^; 津山の場合は自分がこの先一人で暮らしていかなくちゃいけなくて、分身は成功したまま家族を連れて行っちゃうんだよ?^^; なんか納得いかなーい。。。
○「骨の来歴」
軽井沢の山荘で暮らす吉永を訪ねてやってきた私は、彼が結婚していたことを始めてしり、馴れ初めを聞くが・・・。
う~ん。奥さんは“骨”だったってことでいいのかな?それとも、精神的におかしい人だってとらえてよかったのかな? まぁ、ラストを想像して楽しむ話だよね^^;
○「昔の男」
「きょうね、昔の男と会うの」夜勤明け、逸見さんは言った。過酷な勤務に追われ、男のうわさなどなかった逸見さんの昔の男とは・・・。
じんわりと染みてくるかんじ。昔の男がモトカレではなくて、正しく昔の人っていう言い方が面白かった。読んでてもこんな展開になるなんて思わなかったもん^^ 戦時中の医療現場って凄惨だったんだろうなぁ。叶には耐えられそうにないけど、昔の人はすごいよね。
○「客人(まろうど)」
盆が間近になり、河津は「葉月」という店で意気投合したママ・葉月を自宅に連れて帰った。そのまま居ついてしまった葉月の正体とは・・・。
ちょっとありがちかなぁ。。。。でも、さすが浅田次郎だって思うのは、雰囲気だよね。設定がありがちでも面白いし、余韻が楽しめた。・・・ホラーだけどね^^;
○「遠別離」
省略・・・。
○「お狐様の話」
「よくお狐憑きがおじいちゃんの験力を頼ってやってきた」と祖母の話が始まった。
コレは怖いね。狐憑きになっちゃった女の子の様子がすごかった。映像化されたイメージで読んでたら、ちょっと怖くなってしまったよ^^;
*****
今回は叶的にちょっと物足りない話ばっかりだった。
面白かったのは「昔の男」「客人」「お狐様の話」かなぁ。でも、すごく面白かったっていうわけではないな><
★★☆☆☆
実業之日本社
ISBN4-408-53266-5
定価(税込) 1,500円
初版 1995年09月25日
読了 2009年06月04日~06月05日
*****
○「うつせみの夢」
同人誌“晨(あした)”で小説を書いている玲子は、次回作を手紙形式の小説にしようと考えていた。主幹・尾張のアドバイスから、テーマを「告白」に決め・・・。
ちょっとハラハラした。浮気(実際はちょっと違うけど)を告白する手紙を夫に向かって書くんだけど、その心理は分からないなぁ^^; 小説(手紙)の出だしで『あなたに手紙で告白することで、私が何なのかを、知りたくはないけれど知ってもみたいのです。』って書いてあるんだけど、意味分かんない・・。 実際、本当にこんな手紙を読まされたとしたら、いちいち報告してくんなくていいよ!って感じ。 ★★☆☆☆
○「叔父の青春」
和彦は叔父の誘いで聴きにきた合唱とオーケストラのコンサートの途中、テノールの不調により指揮者が演奏を途中で止め、客席にいたテノールの友人が代役として舞台に上がるというハプニングに出くわす。帰り道、その様子を見て思い出した映画があると叔父が話す、昔見た映画とは・・・。
感想・・・というほど内容がない気がする・・・・。思い出の映画を語るというストーリー展開で、映画の解説じゃないけど、どんな映画だったのかっていう紹介をしてるだけってかんじがした。 実際はちゃんと意図があって中身があるんだろうけど、なんで、その映画を思い出したのかすらよく分からなかった^^; ★☆☆☆☆
○「入り日」
セールスマンの津島昭雄は、偶然入った飲食店で若い女性と知り合い、深い中になるが・・・。
ありがちな話。 叶は悲しむ人がいるっていう前提での浮気は読んでいても楽しめないんだけど、この話は嫌悪感もなかったし、ラストはかわいそうだったね。。。 ★★☆☆☆
○「動く密室」
省略。。。 ★★☆☆☆
○「ワイルド・シング」
リバイバル専門の映画館で『メジャーリーグ』を観ていた幹夫は、ひょんなことから撮影中のハリウッドへタイムスリップしてしまい・・・。
省略。。。 ★☆☆☆☆
○「午後の風景」
栗栖恵子は夫を亡くして落ち着いた頃、ふと20年前に戻ってみたいと思いたち、大学時代の友人たちに逢いに出かけるが・・・。
この女、自分勝手すぎる!!! 行為(逢いに行くって事)自体がダメだとは思わないけれど、せめて同級会じゃないけど、そういう場を設けるとかしたらいいのに。。。。しかも、思ってることが最悪・・・こういう女性は嫌だなぁ・・・。 ★★☆☆☆
○「窓」
小説家の大津は、締切が近づいているが集中できないと友人に相談する。すると、自分の会社の事務所を夜使って書き上げたらいいといわれ、早速出かけるが、深夜窓からとんでもないものを目撃してしまい・・・。
省略・・・ ★☆☆☆☆
○「藍より青く」
船旅の途中、船が沈没し夫と息子を失ってしまった百合絵。東京に戻った彼女は、思い出の多い自宅を出てアパート住まいをすることにするが・・・。
なんとなく、共感できる感じがする。そして、そのあとの行動とかもおんなじことしそう・・・って思うね^^;まぁ、お金がないとできないし、あと、無職であることが必要かな。。。仕事とかしてたらそれなりに気がまぎれそうだし。 ★★★☆☆
この話、全部の話に映画が入ってるんだって。分かるやつもあったけど、どこにそんな話題があったかね?って思うやつもあったけど、2度は読みたいと思う小説ではなかったので、放置です^^;
トータルで★★☆☆☆ かなぁ。結構平均以下っていうのが多いね。短編だとどうしても、内容が書ききれないっていうようなのがあるし、あと、意味分からない話も多かった^^;
ちなみに、省略してあるのは、考えてはみたんだけどどうやって書いたらいいのか直ぐに出てこなかったからなんだよね^^;面倒になってしまったために省略なのです><
マガジンハウス
ISBN4-8387-1140-9
定価(税別) 1,900円
初版 1999年05月20日
読了 2009年05月31日~06月03日
あらすじ
水もってこーい 木兵衛さん
金玉おとして どろもぶれ
ひろいにいくのは 日曜日
わらべ歌の歌詞どおりに、木兵衛屋敷が火事になり、屋敷の当主は顔を潰され、金玉をとられて死んでいた! 被害者の許には事前に事件を予告するかの如く、この唄の歌詞が届けられていた。捜査に当たるのは、東京に出て私立探偵事務所を開いているぼく、山浦歩。旧友からの依頼を受けて久し振りの故郷、善音寺に帰ってきたぼくを待ち受けていたように事件が相次いで起こり、おかげでぼくはすっかり容疑者扱いだ。
http://magazineworld.jp/books/all/b.php?gosu=1140
*****
出だしはつまらないかんじがして、最後まで読めるかなぁって思ってたけど、面白かった。
それでも、読み終わるのに4日もかかっちゃった^^;
書かれている内容は結構シュールで、きわどいかんじなんだけど、不快感を与えないように書かれているので、読みやすかった。子どもを亡くした母親が人形を土に埋めて水をかけ、育てようとしていたり、、、、そういった微妙に昔の小説(横溝正史的な雰囲気)風な状況が多かったりして、そういうのがイヤだなぁって思わないで、さらっと読める感じがいいね。
叶はお手伝いさん(名前忘れた^^;)が結構お気に入りになりました。あの独特のしゃべり方がおもしろい^^実際にああいう話し方をされたら、一向に先に進まなくてイライラしちゃうかもね^^;
ラスト一気に終盤に向かう感じがして物足りないっていうか、もうちょっとじわじわとラストにいったらもうちょっと面白く感じたかも。。。
でも、読み終わりの感じはスッキリしてよかった^^
★★★☆☆
徳間書店 徳間文庫
ISBN4-19-891759-0
定価(税込) 520円
初版 2003年06月06日
読了 2009年05月21日~05月22日
あらすじ
耽美派女流作家の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、すでに四年。彼女と縁の深い女たちが、今年もうぐいす館に集まり、時子を偲ぶ宴が催された。なごやかなはずの五人の会話は、謎のメッセージをきっかけにいつしか告発と告白の嵐に飲み込まれ、うぐいす館の夜は疑心暗鬼のまま、更けてゆく。やがて明らかになる、時子の死の真相とは?期待の新鋭、待望の長篇ミステリー。
http://www.tokuma.jp/bunko/tokuma-bunko/1176094267819
*****
うん。面白かったと思う。でも、叶の中ではいつもみたいにぐいぐい引き込まれる感じがなかったかなぁ。
ほんのりサスペンス要素がワクワクさせた。女性5人がお互いに腹の探りあいの状態で推理が展開していくんだけど、そのなかで出てくる心理描写とかはすごくよく書けてて、「ふんふん、おぉー」って^^;そんな感じです。
ラストはひっくり返り、さらにさらに・・・っていうもう皆が真実を隠し持ってて、全部出し切ったかと思いきや、それぞれがまだ胸に残してるものがあるっていう状態でラストを迎えるんだけど、それが、“女”っていうか、したたかさみたいなのが感じられた。
出張に行く途中、駅のホームで買ったものなんだけど、久々に新本を購入しました^^;
行きと帰りの新幹線の中で読んだんだけど、もしかしたらそれが引き込まれなかった原因かもね^^;
★★★☆☆